よくあるご質問 QA

よくあるご質問

抜けた歯を補う治療にはどんなものがありますか?

数日前、固いものを食べた際に永久歯にヒビが入ってしまいました。根元のほうまで折れているので抜歯を覚悟しています。抜歯に抵抗はありませんが、永久歯を抜いた後は歯のない部分をどのようにして補うのでしょうか?

ミッドランドスワン歯科・矯正歯科からの回答

歯が抜けた状態を長期間放置すると、歯を支えていた顎の骨が吸収(痩せていく)されて、歯を補う治療が完了するまでに多くの時間と費用がかかってしまいます。また、歯のない状態が長期間続くと噛み合わせのバランスが崩れ、咀嚼がうまくいかずに輪郭が変わってしまう場合があります。過去のむし歯や事故がきっかけで歯が根元から折れてしまったり、歯周病の進行で歯が抜けてしまったりしたら、すぐに歯科医院を受診することが重要です。「インプラント」や「ブリッジ」、「入れ歯」などから自分に最適の治療を受けるようにしましょう。

失った歯の機能を取り戻すインプラント治療

失った歯の機能を取り戻すための治療には、インプラントやブリッジ、入れ歯などがあります。インプラント治療とは、むし歯や歯周病、あるいは不慮の事故などによって歯を失ってしまった部分に対して行います。インプラントとは、人工歯根(フィクスチャー)を患部に埋め込み、その上部に人工歯(被せ物)を装着することで、歯の機能と見た目を補う治療法です。

ブリッジは残った両隣の歯を削り、その上に橋を渡すように人工歯冠を被せます。そのため、健康な歯を削らなくてはならず、その寿命を縮めるリスクがあります。入れ歯は両隣の歯に金属製のバネを取り付けて失った義歯を取り付けますが、噛み心地に違和感があり外れやすいというデメリットがあります(保険適用外である自由診療で作成した入れ歯はこの限りではありません)。

しかし、インプラントの場合は周囲の歯に影響を与えないため、天然歯の寿命を縮める恐れがなく、長期的に見ても安心できる治療法です。外科手術で埋め込んだ人工歯根はチタン製で生体親和性が高く、顎の骨としっかり結合するため、噛む力は歯を失う前と同等程度(約90%)まで回復します。このように、天然歯のように硬い食べ物でもしっかり咀嚼できるようになるのが、ブリッジや入れ歯にはないメリットです。

安心・安全なインプラント治療を実現

インプラント治療は入れ歯やブリッジとは違って外科手術を伴います。治療に関する疑問や希望があれば、遠慮なくご相談ください。カウンセリングによって患者様の不安をすべて解消してから、治療に入ります。当院では精密な治療を行うため、はじめに歯科用CTで患部を撮影し、立体画像を作成。顎の骨の状態や埋入位置、神経の位置を外科手術前に確認し、精密な治療計画を立てます。

また、当院は「いかに痛くないインプラント治療をご提供できるか」を追求し、手術中や術後の痛みをできるだけ抑えた手術を行っています。インプラント治療の際には事前に局所麻酔を施しますので、切開やドリリングによる痛みを感じることはほとんどありません。また、不安が強い方には、局所麻酔に加えて静脈内鎮静法という麻酔法を用い、リラックスした状態で治療を行うことも可能です。

インプラントを長持ちさせるために

人工物であるインプラントはむし歯になることこそありませんが、人工歯の隙間に歯垢が溜まると「インプラント周囲炎」という、歯周病によく似た症状が出る場合があります。インプラントを長持ちさせるためには、ブラッシングなどのセルフケアのほか、歯科医院での定期的なメンテナンスが必須です。

ミッドランドスワン歯科ではインプラント治療が完了した後も、噛み合わせ確認やブラッシング指導、クリーニングなどで患者様のお口の健康をサポートいたします。また、当院は10年間の保証期間を設けており、定期的なメンテナンスを受診していただいていた患者様のインプラントの破損や脱離などのトラブルに対応する“保証システム”を確立しています(※)。

※保証システムについての詳細はこちらをご覧ください

ミッドランドスワン歯科・矯正歯科 院長より

インプラント治療は自由診療となるため、入れ歯やブリッジよりも治療に費用がかかります。しかし、歯の機能を補い、尚且つ美しい見た目を再現したいという方には、最適な治療法であるといえます。当院はインプラント治療において豊富な実績を有しており、難症例にも対応できる技術・設備を整えております。他院でインプラント治療を断られた方も、ぜひ一度当院へご相談ください。

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