思春期の頃から歯並びがコンプレックスでした。友人や家族と一緒に写真を撮っても、自分の歯並びの悪さにばかり目が行ってしまいます。矯正治療を受けたいのですが、治療中の痛みに不安があるため、痛みの少ない治療方法がないか探しています。
ミッドランドスワン歯科・矯正歯科からの回答
現在の矯正治療には多くの種類があり、どの治療法を選ぶかによって痛みの程度や治療期間が変わってきます。ご自身の歯並びの状態とお要望を照らし合わせてみて、適切な治療法を選びましょう。
矯正治療を受ければ歯並びに自信が持てる
マウスピース型矯正装置「インビザライン」を提供する『アライン・テクノロジー・ジャパン』が一般男女600名(中国・米国・日本の各国200名)を対象に行った調査(※)によると、「歯並びについて歯科医への相談経験がある」と答えた方の割合は、中国で74.5%、米国で67.5%にのぼるのに対し、日本では23.5%に留まることが明らかになっています。
一方で「歯並びは笑顔の印象を左右する」と答えた方の割合は、3ヶ国とも85%以上の高い数値を示しました。つまり、多くの日本人は歯並びが笑顔の印象に影響するとわかっていながら、その治療には消極的であるという現状が浮き彫りになっているのです。
日本人が矯正治療に消極的な原因として、多くの方が「矯正治療中は矯正装置による不自由で、つらい思いをする」というイメージを持っているからと考えられます。矯正治療は、ブラケットなどの矯正装置で歯に持続的に力をかけて動かす際に、痛みや違和感が生じてしまうからです。しかし、近年では「痛みが少ない」「装置が目立たない」など、治療中の不自由さを軽減できる矯正装置や治療法が普及しています。もちろん、歯並びには個人差があり、それぞれに適用できる矯正装置を使う必要があります。歯並びを整えたいとお思いの方は、最適な治療方法を知るためにも、一度歯科医師に相談してみましょう。
※出典:アライン・テクノロジー・ジャパン「日本人の歯並びに関する意識調査」
ブラケットとワイヤーを用いる従来の矯正治療
「固定式矯正装置」は、1本1本の歯にブラケットと呼ばれるボタンをつけ、そこにワイヤーを通して歯を動かすものです。ブラケットには金属製のメタルブラケットのほか、透明で目立ちにくいプラスチック製のクリアブラケットや、歯の裏側(舌側)につけるリンガルブラケットなどの種類があります。ブラケットとワイヤーを使った矯正治療では、歯が浮いたような痛みや不快感が出やすいというデメリットがありますが、スワン歯科では、「ニッケルチタン製のワイヤー」を使用することによって、痛みが少なく効率的な治療を実現しています。
マウスピース型の矯正装置なら痛みも出にくい
「着脱式矯正装置」にはインビザラインに代表されるマウスピース矯正や、プレート状の装置をつけて顎を拡大し、歯を並べるスペースを確保する床矯正(成長期の子供が対象)などがあります。とくに、薄く透明なマウスピース型の矯正装置をつけるインビザラインなら、装着していてもほとんど気づかれず、金属不使用のため金属アレルギーの心配もありません。また、必要なタイミングで取り外しができるので、ブラッシングや食事も普段通りに行うことができます。個人差はありますが、比較的違和感や痛みが出にくいこともメリットです。
ミッドランドスワン歯科・矯正歯科 院長より
矯正装置には目立ちにくいもの、痛みが出にくいもの、治療費が抑えられるものなど、それぞれにメリットがあります。まずは歯科医に希望を伝え、ご自身の歯並びについてはどんな矯正治療が可能か相談してみましょう。また、歯がきれいに並ぶスペースを作るため、健康な歯を抜くことをすすめる歯科医院もありますが、当院は綿密な治療計画によって「できるだけ歯を抜かない矯正治療」を提案しています。抜歯する方がキレイに治るという場合には、その点もお伝えした上で、最終的には患者様ご自身で抜歯・非抜歯を決めていただき、無理に治療を推し進めることはございませんのでご安心ください。
治療法だけでなく歯科医院も吟味して、納得のいく矯正治療を受けましょう。